ハルの家とは

ハルの家は運営会社AMSのカメラマン山元の祖父、祖母、母や叔父、親戚が暮らしていた家です。

親戚がいなくなり、空き家となったこの家を

再生してゲストハウスにしたら面白いかもね

という発想から始まった”空き家古民家DIYでゲストハウスを造るという計画”は2018年の11月にスタートしました。

カメラマン山元の祖母は”ハル子”さんというお名前。ですのでそのまま「ゲストハウス ハルの家」と命名しました。

ハルの家DIY計画がスタート

カメラマン山元は

91歳まで生きた、紬の機織り名人で野菜作りが大好きだった祖母がよみがえったようで嬉しいです」と。

ここからはカメラマン山元からのコメントです。

再生しようと蓋を開けてみると、シロアリはいるは構造は見たことないような大引きのお化けみたいなモノが走っていたり、奄美によくある構造?で、一部の大引きの化けモノは残しつつ、シロアリにやられている部分は撤去して(もちろんシロアリの駆除、防除はしっかりとやって)新しい土台の床を作っていくっていうプロジェクトです。

はっきり言って、一部の床だけ解体して一部の床を組み上げていくのは正直なかなか難しく、これは「DIYっていうのだろうか?いわないよね?だってDIYってまぁまぁ楽しくみんなでワイワイしているイメージあるけど、おれは一人で地味だし、出来た時には誰にも見えない床下のことをねちねち一人でしているだけやん」と、年末年始、床下でもんもんと独り言をつぶやく日々でした。


年があけてとにかくトンカチ振り回して、生コンを土間に打設。床を組み上げ、やっと念願の畳が入りました。

協力してくれた家族、スタッフ、設計士さん、建築資材の業者さん、近所の大工のおじさん、親戚のおじさん、友人、知人、仲間など多くの方にご協力いただき、なんとかここまできました。

ありがとうございます。

奄美大島は高温多湿な地域です。誰も住まなくなった家を放置したままにしているとカビや虫が発生して使えなくなってしまいます。ハルの家もそうならないために、自分たちの手でひとつひとつ手を加えて補修をしてきました。これからもメンテナンスは続いていきます。
宿としてたくさんのお客様を迎え入れることができている今、スタッフ一同嬉しさでいっぱいです!

今後ともゲストハウス ハルの家をよろしくお願いいたします。

空き家古民家DIYプロジェクトのスタートから完成までの全貌はこちら